外壁工事が始まりました。こう見えて外断熱・蓄熱性の最新住宅です。

【伝統建築現場レポート】外壁の下地工事 2014年6月5日


細かな所まで手が込んでます。

四隅の柱にささった貫、材木の湿気による収縮は横方向と縦方向で収縮率が違うそうです。そのため、どうしても雨が続くと貫が柱のつらに合わなくなってしまうので、外壁作業前にそろえています。細かな所まで精密な作業です。

雨で少しとまっていたのですが、雨のやみ間を塗って、下地工事再開です。梅雨時で貫の端が少し出っ張ってしまうので、丁寧につらをそろえます。
角見切りをつけるため胴縁の分だけ切れ込み。四隅の柱は胴縁の分だけ太く、外に出ています。外断熱の通気層を取るためです。
のみで切り欠いてます。当たり前ですが、一ヶ所一ヶ所、手作業です。
鋭く研いだのみだから、仕上げものみ一本で。
写真左側の南面、断熱材が張られています。だんだんと外壁が出来上がって行きます。
胴長のウィッシュ君と僕の寝てるときの姿が似てるんだって。お父さんが言ってた。
乗せて!/(◉●◉)\
次回は窓枠造りの記事です。『窓の枠を造作』をおおくりします。