動物愛護団体から家族を迎えるという選択

一般社団法人【ランコトレ・ミグノン】を紹介します

僕のお部屋!
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動物愛護団体を知る様になったきっかけ

先日掲載した「子犬でなくても家族になれる」という記事の最後に少し、動物愛護団体のことにふれました。

愛護センターと愛護団体

前にも書きましたが、色んな事情で捨てられた動物が持ち込まれるのが各自治体にある動物愛護センターです。そこに持ち込まれた動物たちは、一定期間をへて殺処分されてしまいます。

そんな動物たちを処分の前に引き出して、新しい飼い主さんを見つけて譲渡する活動を地道につづけている動物愛護団体が全国にいくつかあります。同じく“愛護”という言葉がついてますね。彼らがいて本当の愛護が成り立っているのです。

私はその中のひとつ、ランコントレ・ミグノンを注目しています。
ミグノンのことは、アーティストの矢野顕子さんのtwitter上で知りました。

一般社団法人 ランコトレ・ミグノン

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代表の友森さんはトリマーであり、動物看護についてもスペシャリストですが、動物愛護は趣味と言ってはばからない豪快な女性です。自身のペットサロンを経営するかたわら、毎週木曜日に愛護センターに足を運び、かわいそうな犬や猫、うさぎを何匹か引き出しては月2回の譲渡会を催して新しい飼い主を見つける橋渡し役をもう何年も続けておられます。

引き出す基準は飼い主が決まりやすい小型で若い動物のみならず、老いていたり、病気や障害をもった動物もその対象です。引き出さなければまもなく殺処分になるだろうと考えれば、躊躇ちゅうちょはしないそうです。

人間の勝手な理由で捨てられるペットたち

動物たちが愛護センターに持ち込まれる理由はさまざまです。盆暮れになると旅行に行くからという理由で動物を手放す人がふえ、春になると動物を飼えないマンションに引っ越すから、子供にアレルギーが出たなど様々です。ひどいのになると、吠えるから、トイレを覚えないから、子供が飽きたから、ペットが歳をとってしまったから、病気になってしまったからなどです。

呆れかえるほど勝手な理由のオンパレードです。日本で殺処分される犬猫は年間約30万匹にもおよび、殺処分ゼロのドイツなどと比べると断トツの多さです。

ペットショップで簡単に犬猫が買えてしまう現実

何故こんなに殺処分される動物が多いのでしょうか。その原因はさまざまですが、まずは動物を簡単に捨ててしまう飼い主側に問題があるのは言うまでもありません。

それに加え、もう一つは生後間もない動物がショーケースで販売されている日本のペット業界にも問題があると思います。日本では動物が洋服やブランド物を買うようにお金さえだせば簡単に買えてしまいます。

子犬や子猫はまだ母乳を飲んで免疫をつけなければいけない時期に母親から離され、ショーケースに入れられて販売されます。そして、そのぬいぐるみのような子犬や子猫の愛らしい様子をみて、お客が買って行く、というが一般的な売り方です。若ければ若いほど、小さければ小さい程売れるというのが現状のようです。

こういった販売方法のため、一生涯動物を飼うのに必要な費用のことや、世話のことを考えずに衝動買いしてしまう客も少なくなく、いざ現実をつきつけられると簡単に捨ててしまう飼い主が後を絶たないのでしょう。

ファッションのように流行している犬や猫たちが愛護センターに同時期にたくさん持ち込まれている現実がそれを証明しています。今は柴犬やミニチュアダックスがたくさん収容されている、という具合です……。

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