ついに我が家の姿が現れる!

【伝統建築現場レポート】⑨ 1階棟上げ 2014年4月2日


 休憩中の大工さんたち

最近ちょくちょく休憩にお邪魔しています。あさりおんの取材もあって休憩を狙って伺っているのですが、取材が無くても大工さんたちと話すのは楽しいです。自宅を建築される方、差し入れを持ってぜひ輪に入りましょう。とても楽しい方々です。

Daiku_3789楽しく取材休憩タイム

休憩中の町家大工都倉の若手。大工さんたちって寡黙だけど話しが面白い!今日は玄奥(金槌)の頭談義。金槌の頭ってただの鉄の固まりかと思ったら、大間違いだそうです。知りませんでした。釘にあたる面は固く、柄がささってる穴の周囲は衝撃を和らげるためにやわらかい鉄が使われているそうです。

Daiku_3784玄翁比べ

日本の鉄の文化は刀や包丁、火縄銃や鋼で良く知ってるつもりでしたが、金槌にもその技があったとは知りませんでした。今日の話題は玄翁自慢。実はこれ同じ名人が作ったもの。いまではなかなか手に入らないものだそうです。大工さんもネットで探すとの事。

Daiku_3787柄の下に銘が入っています。

Daiku_3812一階の建て方完了

あっという間に1階の建て方が終わり、休み明けは2階。雨が降る前に終わってよかった。雨が降ると木が膨れるので、乾くまで工事が出来なくなるそうです。そのために木材はシートで丁寧に覆って今日の仕事は終わりです。

次ページはいつもの映像付録です。

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