慎重に選んだ引越業者
絶対守るルール「その日には返事をしない」
5年前、仕事きっちり！の引越会社に依頼したら、車２台分の荷物を残され翌日まで引越に追われた経験があり、今回は慎重にリサーチや見積もりをお願いしました。といっても、ネットや口コミの情報では分からない事だらけだったので、引越一括見積もりサイトで数社に見積もり依頼をしました。
その日にやって来たA社【初日にやってきた理由があった】
驚いたのはメールをした瞬間に１社連絡があり、その日のうちに営業マンが我が家にやって来られました。で、色々説明してくれて、その会社はとてもまじめに仕事をすることがわかり、見積もりも「今日契約してくださると、通常は36万円ですが、24万円でお引き受けします。」との事、あら安いかも！と思いつつも、今回は絶対その日の契約はしない！と決めていたのでそうお伝えしたところ、「数日はこの見積もりでお待ちしてます」と言われて、営業マンさんは帰られました。でもその後一度も連絡なしです。理由は以降の会社にあり……。
翌日やって来たB社【２番目も理由があった！】
翌日連絡があり、２社目のB社の営業マンさんがやって来られました。B社の方は最初に「他の会社、見積もられました？」と確認され、「A社さんが来れれましたよ。」と伝えると、A社との比較をたっぷりされ、価格もA社より遥かに安い18万円。
あら、それなら安いからと思いましたが、今回も「今日、契約いただくと……」だったのですが、決めたルールを守って、お帰りいただきました。B社さんは後日、「お決まりですか？」と連絡がありました。
高いかもしれないけど、
一番評判の良いアートさんも……
数日間悩んで、B社で決めようかと思いましたが、前から口コミの評判も良く、知りあいからもお薦めのアートも聞いてみたいねぇと言ってたので、高いだろうけど、アート引越センターにはこちらから連絡しました。翌日、営業マンさんが来られ、簡単な説明のあと、「この価格でいかがでしょうか」と見積もりを提示。一番高いと思っていたアートさんが、実は一番値ごろな見積もりを提示され、夫婦で顔を見合わせました（決定額はさすがに個人情報ですので、ご想像ください。この後の対応で、B社よりいかに安かったかが分かると思います）。
ほんとにその額で良いんですか？と心配になり、色々細かなところまでやってくれるのか、積み切り（トラックに積める分だけ運びますという引越用語。前回知らないで痛い目に……）でないのか、しつこく確認しました。
３社目で、見積もり疲れ（A社2時間、B社1時間、アート短かめ）していたこともあり、この金額でこの内容なら、おまかせしようとルール無視して即決してしまいました。ルールはルール、元の意味を考えて良いという時には決断します。
A社とB社の戦略！向こうから連絡してくる会社は気をつけて……。
見積もりを数社から取ってみて、面白い事に気がつきました。すぐに電話してくるA社は、即決してもらって高い金額で大幅割引と思わせて、契約させようという戦略。
B社は1番目の会社より安いよという戦略（どちらも個人的見解です）。その意味で、自分から電話してこないアートさんは依頼主と直接の駆け引きで値段を提示しようという姿勢のようでした。
まとめて見積もりされる方、自ら電話してくる会社だけでなく、こちらから連絡する会社も問い合わせた方が良いですよというのが結論です。見積もりから２ヶ月、早めの見積もりだった事と、11月末のオフシーズンの引越だった事が、安くて良い引越が出来た理由かも知れません。
迅速に丁寧に運んでくださいました
5年前の仕事きっちりの会社もスタッフは清々しく、頑張ってくれたのですが、それ以上に清々しく、丁寧な仕事を迅速にしてくれたアート引越センターのスタッフさん達でした。「アートよかったよぉ」っていう家内のお友達の話の通りでした。
朝、予定通りの時間に皆さんがお越しくださり、準備で一睡も出来なかった私たちもすっくと元気になってきました。予定してたサイズの車が入らないというトラブルがあったにもかかわらず、機転を働かせて、数時間長くはかかったものの概ね順調に運んでくださいました。ハキハキとしていて、スタッフ同士の会話も柔らかな感じで嫌みが無く、楽しそう。お願いして良かったなって感じです。
新築の家に小さな家でもきちんと養生。柱や壁、床に保護材をして、運んでくれました（きっちりの会社はしてなかったような思い出が……）。一つ一つの箱や荷物、分からないものは確認して、指定した部屋に積んで行ってくれてるので、たくさんの荷物に囲まれている今も我が家は生活が可能な状態です。
遅くまで頑張って運んでくれて、トラックに残してないか、確認をして、帰られました。トラックには残ってなかったのですが、家にはアートさん、部材をいくつか忘れ物。段ボールを引き取りしてくれる時にお返ししなきゃ！何しろ、お疲れさまでした。ありがとうございました。
お掃除は大雑把
「家具を掃除して運びます」と書いてあったので、おまかせしてたのですが、迅速に素早くの作業を心がけているので、カタログに書いてある通りでさぁ〜と拭く程度の家具のお掃除のみでした。ホコリで汚れてる家具は事前に拭いといた方が良かったなぁってのが、我が家の反省です。引越作業が終わったあと置いてもらった家具を慌てて拭き掃除しました。
あれだけの量を運んでくれてるので、クレームする程の事ではないです。私たち顧客が気をつけなければという程度の事です。引越される方、参考にしてください。
「ボクも木の家に住みたい！」
荷物を運んで来たアートのスタッフさん数人が我が家に入ってすぐの一言です。伝統構法と土壁の家なんですよと説明すると、「この家、素敵ですね。木の家っていいですね。」と、おべんちゃらでは無い感じの素直な若い人たちの言葉。とても嬉しくなりました。中にはいくらぐらいかかったんですか？と聞いてくれる人も。大雑把に伝えて、普通の人に買える値段で造ってもらったんですよって話しました。ほんとに我が家は一般労働者の私たちが買える金額で建ててもらうことができました。ありがたいことです。頑張って働く人が安らげる家、自然と人に優しい無垢と土壁の家、棟梁、親方、林さん、これからもよろしくお願いします。
今回は写真の説明は省きます。 この後、木と土壁の家の暮らしをレポートしていきます。次回は「とっても簡単・格安！手作りロールカーテン」をお楽しみに！
