足場を使う最後の工事は雨樋の取り付け。これで外壁の工事が完了、いよいよ足場がはずされます。雨樋ってプラスチック!というイメージありません?古くなったらバキバキ割れて壊れるような感じが…。「前川さん、雨樋プラスチックいやでしょ!」って感じで林さん。ストゥディオ・プラナに設計をお願いするとこれが標準仕様、ガルバリウム鋼板の雨樋です。しっかりした金属製は家が映え、安心感があります。
こうして見ると我が家の建築部材で石油系なのは壁の中の断熱材だけ。それもペット樹脂なので安心です。シックハウスの可能性は限りなくゼロです。環境にも人にも優しい家なのです。
足場に囲まれたこの光景も見納め、と思いつつ板金屋さんの作業を撮影しています。上に登るのが好きな僕としては、うれしいような寂しいような……。
樋の金具をトントントン。
住宅の部品て、なんかカッコいいもの多いですよね。機能に合わせたデザインて写真に撮ると美しい。
樋にもこだわる林さん。プラスチックは使っておりません。ガルバリウム鋼板製です。
足場がある間に、樋や屋根をパチり。当たり前ですが、樋もすでにちゃんと機能しています。
これ、雪留め。雪が降った時にドサっと地面に落ちることが無いようにする為です。
屋根の上にアンテナがにょきにょきしてるのがやだと施主のこだわりでアンテナは南面の壁に。スカイツリーのてっぺんアンテナが見える強電界地域なので、関取の弁当箱サイズのアンテナです。
くるくる回ってると、サッシのところに黒いものが……。
シックに黒いコーキング剤で防水。雨漏りの心配なしですね。
この日がほんとに足場のある光景の最後でした。いよいよ足場はずし、見に来ようと思ったのですが……。
「雨樋の取り付け」は次ページへ