いよいよ建て方が始まります

【伝統建築現場レポート】⑧ 部材搬入 2014年3月31日


棟梁自ら抱きかかえるように一本一本搬入
棟梁自ら抱きかかえるように一本一本搬入

部材の搬入

日ノ出町の作業場で一本一本、町家大工都倉のお弟子さんたちが手で刻んだ柱や梁などを丁寧に搬入。いよいよ建て方が始まります。
数日以内に雨が予想されるので、スケジュールも含めて、雨対応もきちんとしないと大変。という事で、棟梁が急いでくださっています。

いろいろな仕口(つなぎ手)の柱や梁。
いろいろな仕口(つなぎ手)の柱や梁。

様々な仕口の梁や柱

左側の赤い木は杉の柱。「い五」とか「に六」と一本一本場所が決まり、それに会わせて仕口が変えてあります。白っぽいのは檜の梁と土台。家の長辺側は二本の梁をつぎでつないでいます。仕口は柱と梁を直角につなぐ部分。梁と梁をまっすぐ一本につなぐのが継手。

次の行程を考えて配置しているそうです。
次の行程を考えて配置しているそうです。

一本一本抱えるように搬入

今日の搬入はだいたい1階部分の分ぐらいです。明日、2階と屋根の部分の木材を搬入する予定。クレーンで一気にではなく、一本一本運んでいます。明後日から行なう建て方(柱と梁の組み上げ)も大工さんたち5人で2階分とその屋根を建て上げるそうです。

 

左官の江原さんによるきれいな天端
左官の江原さんによるきれいな天端

奇麗な水平の天端

左官の江原さんと棟梁のコンビで見事なまで水平を出した天端。半人足をきちんと設置した棟梁のこだわりと江原さんの腕が合わさってスペーサーを入れる必要がない見事な仕事です。これがキレイに出てないと、土台の材木と基礎の間に隙間が空くそうです。

いよいよ次回は1階部分の棟上げ(建て上げ)です。我が家の姿が見えてきます。
ちょっとわくわくしてきます。


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