【速報】いよいよ5月3日、小舞編みワークショップ

翌日の小舞編みワークショップの準備 5月2日(金)


小舞編みのワークショップにはすでに3回、参加させていただいているのですが、事前の準備を見たのは今回が初めて。パパパ!って感じで出来るのかと思いきや、一間ずつの壁に合わせて縦と横の竹と麻ひもの数を合わせて準備。細かい部分の特殊なセッティングも事前に完了しておくため、江原さんと棟梁と中尾さんで月曜日から金曜日までいろいろ準備してくださっていました。ありがとうございます。今日はいよいよ土壁のための竹小舞をみんなで編みます。 ワークショップの朝になってしまいましたが、準備段階をレポートします。

江原さんが壁の長さに合わせて竹を切断 江原さんが壁の長さに合わせて竹を切断中。長いのを縦に、短いのを横の長さに合わせて切断、壁一面ずつ設定してくださってます。横にあるのは土壁塗り体験用の壁。みんなで塗ります。
竹を編むのに使う麻ひもを準備中 竹を編むのに使う麻ひもを準備中。いろんな現場でちらほら見かけていたこの道具、このための道具だったのですね。年季が入っております。
手間がかかるところは、準備の合間に…… 手間がかかるところは、準備の合間に……。僕たちの5倍ぐらいの早さで出来ます。さすがプロ!
大工の中尾さん、今日は左官仕事の小舞のセッティング 大工の中尾さん、今日は左官仕事の小舞のセッティング。伝統構法を学ぶために。西国から修行の旅の最中なのだそうです。西国って、関西です。 今日は左官仕事ができて、とてもうれしそうでした、素敵な棟梁になってくださいね。
柱と窓枠の小舞編み。 柱と窓枠の間の細いところは、よく見ていただくとわかるのですが、竹に麻ひもをクルクル巻いて、竹を事前に設置済み。上の写真で中尾さんがやってくださってるのはここです。
屋根の下の三角部分の小舞は棟梁自ら地面に竹をおいて、もしかして凧造り? なんでやねんと棟梁は突っ込みません。じつは壁の一番上、屋根の下の三角部分、妻壁の小舞の準備。竹を事前に並べて、一本いっぽん長さを調整しながら、しかも斜めに切断。プロでないと出来ない箇所です。
komai_0055竹をおいては、位置を決めて、寸法線を引いて、切手の繰り返し。なかなか大変な作業です。普段は左官仕事なのですが、今回は棟梁が設置。ありがとうございます。
ここの部分の小舞の準備 上の写真で並べているのは、この部分。素人では無理な個所なので、左官さんか大工さんが設置。手間がかかるところです。残念ですが、ワークショップ後の作業だそうで、明日は見えません。きれいなんですよぉ!壁土で塗られる前にぜひ見学を!
僕、うるさいって、だんだん奥に、ワークショップの日はお留守番してなさいって! 僕、ちょっと吠えてたら、うるさいって、だんだん奥に、ここは秋には僕のうちの玄関になります。今は、足場の下なので、静かにしてなさいってここで待たされてます。 明日のワークショップは僕はお家でお留守番です。たくさん人の足があると、僕怖くなって、ちょっと苦手なので、明日はハウスで寝てます。お手伝いできなくてごめんなさい。また、会いにきてくださいね。

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