建具は後回し。と決めていたのですが、二階の寝室と書斎の間の障子はせっかく敷居がついているので、そんなに高くないよ!の林さんの一言で、入れる事に。それがこの障子です。林さんが我が家にあわせてデザインしてくださった素敵な障子が入りました。
建具屋さんが障子の取り付けに
我が家の障子、もちろん無垢材で作られ、障子紙は沖縄の月桃紙という和紙。敷居スベリのテープも竹製なのです。すべての素材が自然のものです。なので一枚一枚取り付け調整が必要で、木建屋 杢正の新井さんが親子できてくださいました。いつもストゥディオ・プラナでお願いしている建具屋さんだそうです。
障子を付け終えて、林さんのこだわりの箇所について私が話していると、「林さんの図面は最近どんどんこだわりが増してて、何でここ一本ないのかな?って思ってました。そういうわけだったんですね。」と新井さん。面倒なお仕事ありがとうございました。
私たちがこの家を建てたわけをお話ししたときに、新井さんが伝統の建具づくりを始めたきっかけについて教えてくださいました。息子さんが子供の頃アレルギーに悩まされたことからだそうです。化学物質を使うのはやめようと、お父さんは一念発起、自然素材の建具に専念されたそうです。その息子さんがいま跡継ぎで一緒に仕事をされてます。いいですね。
障子も設計図あり
障子の注文て、これにしてねって選んでチョイスかと思っていたら、それぞれの家にあわせて図面をひいて障子も作るんです。そんな風にデザインして一枚一枚をゼロから手作りで作ってくださるって思っても見なかったので、とっても幸せな気持ちです。ありがとうございました。
メールで障子の最初の図面が来た時、あれ?なんだかここ!って林さんのこだわりが分かったので、ちょっとこうしてってお願いしたら、右の写真の障子になりました。単に格子ではなく、あみだくじみたいですが、隠れた形が見つかります。どこがこだわってるか、分かった方はコメントに入れてくださいね。FBでもOKです。新井さんの仰ってた一本ないのがヒントです。
障子がなかったときと違って、何だか部屋が引き締まってきりっとしたみたい。頑張ってお金貯めて、1階の和室の建具も早く入れなきゃ!どんなのになるのか、楽しみでもあります。
次回から我が家の家具づくりレポートが始まります。お楽しみに!